MOBOTIXカメラニュース
このページには、ソフトウェアのこのバージョンと旧バージョンの違いに関する最も重要な情報が含まれています。
リリースノートには詳細情報とソフトウェアの新旧バージョンに関する注意事項が記載されています。
ソフトウェアMX-V4.0.4.18のニュース
画像および露光調整
- カメラのソフトウェアは画像センタに対して個別の露光時間を設定できます。2つの画像センサによって検出された明るさの極端な違いでもうまく処理できます。
- フルフレームレートは左画像センサによって行われます。
- 両眼の画像やピクチャインピクチャモードはDay&Nightモデルで使用できます。
- IR照明が使用されている場合、またはナイトモードが手動で設定されている場合、ナイトセンサのロックが行われないように、デイセンサの発生評価を改良した昼夜切替(ナイトモードのみ)を自動化してあります。
注意:デイセンサ(カメラから見て右レンズ)により手動でデイモードからナイトモードに切り替えられた場合、ソフトウェアはデイモードに戻るまで最大17分必要です。
- 全てのカラープロファイルの結果がが満足のいかない場合は、新規のグレーワールドカラープロファイルをホワイトバランスに使用できます。
イベント、アクションおよびメッセージ
- 有効な個別ウィンドウ定義を持つビデオモーション(VM2)イベント(Moreをクリック)。VMウィンドウは暗い点線(bbbwbbbwbbb...)フレームを表示し、VM2ウィンドウは明るい点線(bbwwbbwwbbww)フレーム(where b = black and w = white)です。
- ビデオモーション(VM、VM2)は、Dual Lens Video Motionパラメータを使用してライブ画面に表示されない画像センサに拡張される場合があります。
注意:フレームレートを下げます。
- カメラが昼モードから夜モードに切り替えると(夜用モデルのみ)、右画像センサからのビデオモーション(VM、VM2)ウィンドウは左画像センサで使用できます。イベント設定のCopy Video Motion Definitionsパラメータを使用して、この動作を制御できます。
- イベントは2セットのイベントを評価して、論理的にリンクさせることができます。2つの異なった(ロジック)イベントロジックイベントELおよびEL2を定義できます。
注意:これらのイベントはアクションとメッセージをフィルタするために使用します。
- イベントロジックにより、発生順序、スライドタイムウィンドウ、イベント間の最小時間を含むイベント間の論理AND関係を評価できます。これはモーション方向の検知するための手段です。
- 信号入力(例えば、ボタン)を使用してカメラを動作待機中にする場合、カメラの画像領域から離れるために動作待機は60秒遅れます。この遅れは画像の下部にカウントダウンされます。
- 信号入力の改良点:4つまでの信号入力イベント(S1、SI2、SI3、SI4)が設定可能で、信号入力ピンとシリアルインターフェース(拡張信号入力)のピンを使用します。さらに、現在の状態(オープンまたはクローズ)を検知すると、立上り信号フランク、立下り信号フランク、変更信号フランク時にトリガされます。
- デバウンス時間により、信号入力イベントの制御されないフリップフロッピングを回避します。
- FTPのプロファイル:FTP転送にファイル名を一時的に使用する場合、新しいEnable、delete before renameオプションでは一時ファイルの名前を変更する前に既存のファイルは削除されます。このオプションはIISが既存のファイル名の変更をしないMicrosoft IISサーバのFTPを対象にしています。
- FTP転送を使用する場合、JPEGクリップは共通のディレクトリに保存されます。
- FTP転送を使用する場合、MxPEGクリップはそのクリップの最初のフレーム番号の後に名前を付けられた共通ディレクトリに保存されます。
- LEDセットアップ ダイアログから削除された信号出力(SO)のコントロール、および信号出力をテストするための新しいリンクはアクションダイアログに追加されています。
- 再生画面の標準ソフトボタンActions enableとActions disable はRecording onとRecording offボタンに置き換えられます。これらのソフトボタンは全てのイベントコントロールの起動/停止を行うのではなく、記録イベントのみ行います。
拡張アクセスコントロール
- ライブ画像、記録画像、画像リンク、画像コントロール対イベントコントロールの機能設定へのアクセスはグループアクセスコントロールリストを定義することによりユーザのグループを許可されます。
- 最高10のアクセスグループがグループアクセスコントロールリストで定義可能です。
- 最高30のユーザをユーザグループとパスワードのアクセスグループに割り付けることが可能です。
- 機能設定への公的アクセスはグループアクセスコントロールリストに載せ、定義できます。(以前のバージョンでは、全てがパスワードでプロテクトされない公的なものでした)
- グループアクセスコントロールリストの画面/ビュー基本機能グループへのアクセスを有効にすると、グループに対する必要なアクセス権を追加設定でき、1つずつ手動で削除もできます。
- 管理者グループadmin(管理者)はユーザグループとパスワードで削除することはできません。そのグループ1つしかないメンバー("admin"と呼ばれる必要はありません)は削除できません。
- 新しいユーザ名、グループ名、パスワードに以下の文字を使用できます。文字はAからZの大文字と小文字、数字、"_"(アンダースコア)、"."(ドット)、"-"(ハイフン)が使用できます。古いユーザ名とパスワードは維持されます。
- ユーザ名の最小文字数は3文字で、最大文字数は16文字です。
- パスワードの最低文字数は5文字で、最大文字数は8文字です。
- 新しいユーザはundefined(未定義)グループを使用して作成できます。これはユーザの再設定およびユーザのグループ割り付けを可能にする動作を対象にしています。
ネットワーク、電話
雑則
- Adminメニューのその他のカメラの管理ダイアログへの新しいリンク。
- バッググランド画像は言語とエントリー画面で設定できます。
- カメラボタンの押下によるIPアドレスやネットワーク情報のアナウンスはスピーカとマイクロホンで無効にできます。
- シリアルインターフェースに接続された(ReinhardtとDavis)を追加した2つのウェザーステーションをサポート。詳細情報については、MOBOTIX Kurzanleitung Wetterstation(MOBOTIXウェザーステーションマニュアル、ドイツ語版)を参照してください。ウェザーステーションを設定するためにはシリアルインターフェースとモデムセットアップを開いて、Serial InterfaceをWeatherに設定します。
- 周期的な時間周期のNTPタイムサーバを使用する場合、1台のカメラがその他の全カメラ用にNTPタイムサービスを提供します。また、これはNTPタイムサーバへの接続に障害が発生した場合に作動します。
- 外部タイムサーバが使用できなくなったり、接続が不安定の場合、1台のカメラを"タイムサーバ"カメラのバックアップタイムサーバとして使用することができるため、 タイムサーバとしてIPアドレス
127.127.1.0
を入力し、その他のカメラのタイムサーバとして"タイムサーバ"カメラのIPアドレスを入力します。
MxControlCenter (以前のMxPEG Viewer)
- MxControlCenterはカメラのソフトウェアMX-V4.0.4.18の一部ではありません。最新バージョンのMxControlCenterをダウンロードするには、www.mobotix.com/download/にアクセスしてください。
- MxControlCenterの最新の機能については別途資料を参照してください。
MxControlCenterのActiveX
ソフトウェアM10-V2.2.1のニュース
オーディオと通話機能
VoIPの完全な統合:
SIPプロトコルを使用すると、ISDNでのみ有効な機能のすべてがSIPまたはソフトフォンでも使用できるようになります。ボイスメッセージ管理、Phone Profiles、電話着信、カメラ電話、メッセージ送信 およびメッセージ送信2 など、ISDNでしか利用できなかったすべての機能がSIPやソフトホンでも利用できます。
LANの画像保存
外部のリングバッファのイベントストレージ:
外部のファイルサーバのイベントストレージを使用して、イベントストレージのログファイル、ウェブサーバのログファイル、システムメッセージをカメラからファイルサーバに定期的にコピーします。
ユーザインターフェース
背景画像:
カメラに保存された画像ファイルから、ブラウザベースのユーザインターフェースの背景画像を自由に選択できます。
その他
ウェザーステーションからのデータの表示:
シリアルインターフェースがウェザーモードに設定されている場合、 カメラは対応ウェザーステーションからのデータを画像に表示できます。特別なウェザー変数が画像内の関連データの位置づけに使用されます。その上、カメラはウェザーステーションの天候データを記録でき、その後の処理のためにFTPサーバにそのデータを自動的に送信できます。
ソフトウェアM10-V2.2.0のニュース
システム情報
オペレーティングシステムのバックアップ:
オペレーティングシステムのバックアップを使用してカメラを再起動すると(システムソフトウェアのアップデートに失敗した後など)、その名前とタイプが赤いバックグラウンドに表示されます。
セキュリティ
ウェブサーバのログファイル:
ウェブサーバログファイルダイアログにはカメラへの全部のアクセスが記録され、それによって不正なアクセスやアクセスの失敗が検出できます。
ネットワーク設定
イーサネットパケットの統計情報
カメラステータスダイアログ(ボタン)にはIPパケットの損失および衝突に関する統計情報が含まれるようになりました。
転送のプロファイル
強化されたEメールのプロファイル:
Eメールのプロファイルダイアログでは、JPEGコメント(JPEGヘッダからの画像データ)、JPEG画像、MxPEGビデオクリップにオーディオデータとシステムメッセージ(時間範囲を指定)を添付して送信できます。
強化されたIP Notifyのプロファイル:
IP NotifyプロファイルダイアログではテキストまたはHTTPデータとしてデータを送信できます。Eメールのプロファイルと同様に、IPメッセージではJPEGコメント(JPEGヘッダからの画像データ)、JPEG画像、MxPEGビデオクリップにオーディオデータとシステムメッセージ(時間範囲を指定)を添付して送信できます。
オーディオ機能
電話のプッシュボタンによるリモートコントロール:
カメラで電話を受発信する場合(ISDNオーディオ着信参照)、電話の"3"ボタンを押すと イベント共通設定ダイアログの待機パラメータ同様、カメラの待機モードおよびイベントコントロールのオン/オフを切り替えることができます。
電話の"2"のボタンを押すと、ISDNダイヤル発信接続(前述)が確立され、もう一度"2"のボタンを押すと確立されている接続が遮断されます。
共通管理
NTPタイムサーバ:
日付と時間ダイアログでは、NTP(Network Time Protocol)を使用できるタイムサーバを3台まで設定できます。MOBOTIXのNTPクライアントではこのタイムサーバを使用して時刻を調整します。
画像コントロール
新規の画像フォーマットVGA2:
新しいVGA2画像フォーマット(640x240画素)はライブ画面または一般設定ダイアログのドロップダウンメニューから選択できます。この画像フォーマットではVGA(640x480)の約半分の帯域幅を使用して、より高いフレームレートで表示できます。
イベントコントロール
新規のイベント:
イベント設定ダイアログでは以下の新規イベントを使用できます。
オーディオ付きMxPEGフォーマットでの記録:
記録ダイアログには以下の3種類の記録モードがあります。
- イベント記録:記録した画像はカメラのオーディオトラックを含むMxPEGビデオクリップとして保存されます(Secureモデルのみ)。
- 連続記録:低いフレームレート(5秒につき1画像)でビデオを連続録画し、イベントが発生するとフレームレートが増加します。音声は常時録音されています。カメラでイベントが検出されると、フレームレートは自動的に指定したイベントのフレームレートまで増加します。
- スナップショット記録では画像はJPEG画像として保存されます。新規の履歴パックオプションでは開閉するファイル数が少ないため、サーバのパフォーマンスが向上します。
イベント記録モードでは、特定のイベントが発生するとカメラは自動的に記録を再トリガするか、記録を停止します。
これらすべてのダイアログにそれぞれ待機スイッチがあり、各ダイアログから手動で、またはカメラのタイムテーブルを使用して自動で設定できます。イベント共通設定ダイアログの待機スイッチは、イベントコントロール全体を制御するマスタースイッチとして機能する特別なスイッチで、信号の入力にも使用できます。ボタンやリード接点を使用して、カメラの待機モードの有効/無効を切り替えることができます。
たとえば、待機モードは電話の"3"のボタンとISDNオーディオ着信機能を使用してオン/オフを切り替えます。
履歴記録:
記録ダイアログボックスでイベント記録またはスナップショット記録を記録機能に設定している場合、カメラには一定間隔で履歴画像が保存されます。これらの履歴画像はカメラの再生画面で表示でき、ツールを使用してこま撮りを組み合わせることもできます。
ユーザインターフェースの改良
ActiveXコンポーネントの新機能
ライブ画面のActiveXコンポーネントが強化され、再生画面では記録モード、イベント記録または連続記録のいずれかを使用して記録されたオーディオデータ付きのMxPEGクリップを再生できます。
PDA画面用の自動画像アップデート:
PDAブラウザがJavaScriptをサポートしている場合、カメラのPDA画面のライブ画像が自動的に更新されます。画像をクリックすると画像のアップデートが開始または停止します。
MxControlCenter
Layout Editor
Layout Editorでは画像を背景画像としてインポートできるため、建物の配置図を簡単に設定できます。ドラッグアンドドロップでカメラを図面上に配置できます。
Quick Events
マウスを右上に移動したときに表示されるウィンドウ(カメラの画像を縮小するとポップアップで表示されます)には、最新の4画像が表示されます。マウスを右上に移動したときに表示されるウィンドウ(カメラの画像を縮小したときのみポップアップで表示されます)には、最新の4画像が表示されます。
デフォルトフォルダ
クリップ、背景画像およびカメラの設定は全部、フォルダにエクスポートできます。そのフォルダは他のコンピュータにもコピーでき、MOBOTIXカメラの表示と同一の設定とMxPEG_Viewer.exe
を使用できます。
外部のファイルサーバへの直接アクセス
オプション > <カメラ名> のタブには、ファイルサーバ(WindowsサーバまたはSambaをインストールしたLinux/Unixサーバ)またはカメラ経由で直接画像を読み込む選択用のボックスがあります。
その他のニュース
- 新しいエクスポートフォーマット:ファイルを保存する場合、Sequence of JPGsオプションを選択すると、MxPEGクリップの代わりにJPEG画像のシークエンスが作成できます。また、JPG Snapshotには現在の画像がJPEGファイルとして保存されます。
- アラームリストのスナップショットの保存:このボタンをクリックすると、現在の画像がイベントリストに保存されます。
- WAVファイル:オプション > グローバル、記録およびCamera Notifyのタブの機能によっては、サウンドを設定できますデフォルトのビープ音またはWAVファイル)。
- 色付きのソフトボタン:MxControlCenterがカメラのユーザアクセスレベル(ライブ画面、セットアップメニュー)にアクセスすると、ソフトボタンは現在のカメラで自動的にダウンロードされます。
- Always on top:オプション > グローバルタブにあるこのオプションでは、MxPEG ViewerをWindowsデスクトップのその他のアプリケーションの前に配置します。
- Small frame in Multiview:オプション > グローバルタブにあるこのオプションでは、すべてのカメラまたは1台以上のカメラを表示するMxPEGクリップの周囲に薄型のフレームが挿入されます。
参考資料
MOBOTIX カメラ バージョンM10-V2.0のニュース
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